日本理化学工業株式会社

【川崎本社工場】〒213-0032 神奈川県川崎市高津区久地2-15-10
【美唄工場】〒072-0804 北海道美唄市東明二条3丁目2番10号 電話でのお問い合わせは044-811-4121まで

ダストレスチョーク商品紹介ページへ

ダストレスチョークのホタテ貝殻再生活用事業は子供たちの環境教育教材として、

2006年10月 「北海道認定リサイクル商品」
2007年3月 「北海道リサイクルブランド」として認証されました!

ホタテ貝殻はチョークの書き味をソフトにし、白く鮮明に映えさせます。
ホタテ貝殻配合のダストレスチョークは、
再生材を使っても性能を向上できることを実証しました。


2006年10月「北海道認定リサイクル商品」に認定されました
【認定基準】
1、循環資源の適正な利用
2、廃棄物の減量化促進
3、環境負荷の低減
4、環境法令の適正な厳守
5、品質、環境安全性の配慮

北海道庁 北海道リサイクル製品認証制度のページへ

2007年3月「北海道認定リサイクルブランド」に認定されました
北海道リサイクルブランド認定制度
北海道認定リサイクル製品の中で更に厳しい評価基準を総合評価し合格した製品に与えられる認定証
【認定基準】
1、優れた特性をもつこと。
2、市場性があること
3、信頼性が高いこと
4、廃棄物問題等の解決に寄与すること。
5、発展性、将来性があること

北海道庁 北海道リサイクルブランド認証制度のページへ

第2回日本ものづくり大賞地域貢献賞(北海道部門)を受賞しました
第2回日本ものづくり大賞 地域貢献賞(北海道部門)商品リストのページへ


日本理化学工業のホタテ貝殻再生活用への取組み


【ホタテ貝殻をチョークにした動機】

1、日本のホタテ漁業は養殖で成長してきたが、大量の貝殻が廃棄物として排出され処理に困り社会問題になっている事を聞きました。

2、当社では日本で初めて無害な炭酸カルシウム製チョークの国産化に成功、発明したメーカーです。貝殻がチョークの原料と同じ炭酸カルシウムで出来ていることは以前から知っていましたが、貝殻には海で育つ時に付着物が付いたままではとても使えず躊躇していました。

3、日本で第一号の重度障害者多数雇用事務所として開設し、経営方針である“人にやさしい”“地球にやさしく”を目指して来ている中で、未来の地球を汚さず資源の再利用は使命と考え、棄てられたホタテ貝殻を何とか原料として使える道は無いかと思い立ちました。

4、これにはただ再利用するだけでは無くチョークとして今より品質も向上しなければ実際に先生方から評価されないので北海道立工業試験場に技術協力を仰ぎ共同研究を行ってきましたが、研究の過程でホタテ貝殻が持つ特殊な結晶構造が判りこれがチョークに白色度を高くし、さらにソフトでなめらかな書き味を向上させる事を発見、製法特許を申請しました。


【社会貢献にチャレンジ】

1、国内の山などから採取される炭酸カルシウム埋蔵量の枯渇化も将来問題視されて来ています。全国で同じ炭酸カルシウムで出来たホタテチョークが使われたら4000tの再生活用が可能となるのです。

2、現在学校ではリサイクルの授業が盛んに行われています。先生が棄てられている物でもその特徴を生かしてリサイクルすると、今まで以上に品質が向上できる事をまさにこのチョークを使って教える教育効果はとても生徒にわかりやすく理解できます。


【発売にあたり問題解決】

1、ホタテ貝殻をチョークに使えるまで微粉末にする処理コストは従来の山などから採取する石灰石(炭酸カルシウム)の場合に比べ5倍近く掛かります。教育予算の厳しい状況では学校は経費負担増を嫌い、この様な中で仮に値上げすると購入して貰えない状況になり、折角のホタテ貝殻の再生処理もこのまま進みません。

2、日本理化学は全国で沢山の先生にこのチョークを使ってもらう事で採算を取って行く事を考え今までの価格を維持して値上げせずに発売する事にしました。

3、1年間試作テストなどを繰り返し、先生達のモニターテストで“従来品より白く書ける”“ソフトな書き味”など高い評価を受けましたので全国発売を開始しました。


■ダストレスチョーク商品紹介ページへ ボタン

日本理化学工業のホタテ貝殻再生活用への取組みは、新聞やテレビ等で紹介されています。




10月4日NHK首都圏ネットワーク(18:00~19:00)でも紹介頂きました。


2006年1月 平成17年度北海道新技術・新商品開発賞奨励賞を受賞しました。